こんなお悩みありませんか?
クレジットカードは、カード会社や金融機関の公式サイトなどから申し込みが可能です。
ただし、入力ミスや書類の不備があると、発行までに時間がかかったり、最悪審査に通らない恐れがあるため、注意が必要です。
そこで本記事では、クレジットカードの作り方や審査に通りやすくするポイントについて解説します。
クレジットカードの作成手順

クレジットカードの作成手順としては、以下の4STEPです。
STEP2:申込方法を選び、情報を入力
STEP3:審査を受ける
STEP4:クレジットカードを受け取る
順番に解説します。
STEP1:クレジットカードを選ぶ
まずは、自分に合ったクレジットカードを選びましょう!
例えば、普段の買い物で使いたい人と旅行にたくさん行きたい人とでは、おすすめのカードは異なります。
そのため、年会費、ポイント還元率、付帯サービスなどを比較して、目的に合ったカードを選ぶのがポイントです。
STEP2:申込方法を選び、情報を入力する
クレジットカードを選んだら、次に申込方法を選びましょう。
申込方法としては全部で4つあります。
②銀行窓口で申し込む
③店舗で申し込む
④郵送で申し込む
それぞれの方法でメリット・デメリットがありますが、個人的にはインターネットでの申し込みをおすすめします。
理由としては以下の通りです。
・24時間365日いつでも申し込み可能
・審査からカード発行までがスピーディー
・ネット申し込み限定の特典が付く場合もある
・複数のクレジットカードを簡単に比較できる
他の方法ですと、直接足を運ぶ必要があったり、待ち時間が長くなったりするので、注意が必要です。
申し込み方法が決まったら、実際にクレジットカードの申請を行いましょう。
カード会社ごとに求められる内容は異なりますが、一般的には次のような情報の記入が必要です。
・氏名
・郵便番号・住所
・生年月日
・電話番号
・職業
・年収
・メールアドレス
・利用代金引き落とし先の口座情報(金融機関名・支店名・口座番号・氏名)
・勤務先の名称
・勤務先の住所
・勤務先の電話番号
STEP3:審査を受ける
情報を入力し、本人確認書類を提出したあとは、カード会社による審査が行われます。
この審査を通過しないと、カードは発行されません。
審査では「ちゃんと支払いができる人かどうか?」という点をチェックされていて、収入や勤務先、これまでの支払い履歴などが見られます。審査結果が出るまでに数日はかかるでしょう。
カード会社によっては、スマートフォンやパソコンから審査状況を確認できるサービスを提供している場合もあるので、そうした機能があるカードを選べば、オンラインで進捗をチェックすることができますよ!
STEP4:クレジットカードを受け取る
審査に通過すると、クレジットカードが自宅に発送されます。
発送方法はカード会社によって異なりますが、よく使われているのは「本人限定受取郵便」や「簡易書留」などです。
受け取り方法によって、当日必要なものが変わってくるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
たとえば「本人限定受取郵便」では、受け取れるのは申込者本人のみで、運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きの公的な本人確認書類が求められます。
一方「簡易書留」の場合は、同居の家族が代わりに受け取ることも可能です。
クレジットカードが手元に届くまでの期間は、カード会社や審査の進み具合によって異なりますが、一般的には審査通過後から1〜3週間ほどかかるのが目安です。
審査に通りやすくする2つのポイント

「申し込んだけど審査に通らなかった…」という失敗を避けるために、事前に知っておきたいのが審査に通りやすくなる2つのポイントです。
結論からお伝えすると
②キャッシングサービスは付けない
この2点を意識するだけで、審査に通る可能性がグッと上がります。
それぞれ詳しく解説しますね。
ポイント①年収は残業などを見越した数値にする
年収は「額面の収入+残業代・ボーナス」などを含めた、実際に近い数値で記載するのがオススメです。
クレジットカード会社は、あなたが「ちゃんと支払いをしてくれる人かどうか」を年収や職業、雇用形態から判断しています。
そのため、年収が高いほど、返済能力があると見なされやすくなります。
例えば、基本給が月20万円で毎月平均3万円の残業代があるなら、
上記のように年収276万円と申告するのが自然です。
控えめに「240万円」などと書くと、実際よりも収入が低く見えて審査に不利になることがあるので注意しましょう。
ポイント②キャッシングサービスは付けない
申し込み時にキャッシングサービスを付けない方が、審査に通りやすくなります。
キャッシングとは、カードを使って現金を借りられる機能のことで、コンビニのATMなどで、クレジットカードから直接お金を引き出せるサービスです。
便利ではありますが、「借金」に当たるため、カード会社は慎重に審査します。
そのため、同じ年収・勤務先の人でも
Bさん:キャッシングも希望
という2人がいた場合、Aさんの方が審査に通りやすい傾向にあります。
まずはカードを手に入れるために、「キャッシングサービスを付けない」で申し込むのが鉄則です。
クレジットカードを作る前に絶対チェックしたい3つの注意点

クレジットカードは一度作ってしまうと、変更や解約が面倒なことも多いです。
さらに、カードによって使えるお店が限られていたり、分割払いの回数が少なかったりと、不便な思いをすることも。
だからこそ、作る前に「損しない選び方」を知っておくことがとても大切です。
これから、クレジットカードを作る前に絶対に押さえておきたい3つの注意点をわかりやすく解説します。
①クレジットカードは2枚以上作成する
クレジットカードは2枚以上作成するのがおすすめです。
理由としては、クレジットカードには利用できる限度額が設けられており、この限度額を超えて使うことができないためです。
たとえば、上限が10万円のカード1枚しか持ってなかった場合、高額な買い物や旅行、引越しなどの際に足りなくなることもあります。
そのため、経費用、プライベート用など分けられるように2枚以上作るのがいいでしょう。
クレジットカードの利用限度額は、各カード会社による審査結果によって個別に決まるため、一般的な平均値などは公表されていませんが、基本的には年収が高いほど利用可能額も高くなる傾向にあります。
以下に年収別の限度額の目安をまとめておきます。
年収 | 限度額の目安 |
150万円以下 | 10万〜30万円 |
300万円以下 | 10万〜50万円 |
400万円以下 | 30万〜150万円 |
500万円前後 | 50万〜300万円 |
1,000万円以上 | 100万円〜 |
②対応店舗が多いブランドを選ぶ
クレジットカードを作るときは、「使えるお店が多いブランド」を選ぶのが大切です。
クレジットカードには「国際ブランド」という種類があります。代表的なものは、以下の5つです。
・Mastercard
・JCB
・American Express
・Diners Club
この中でも、VisaとMastercardは国内外問わず使えるお店が非常に多いのが特徴です。
一方で、JCBやアメックスは使える店舗が限られることがあります。
「せっかく作ったのに使えない…」という事態を防ぐためにも、最初の2枚は、対応店舗が多いブランドを選んでおくと安心です。
③36回分割できるクレジットカードを選ぶ
クレジットカードには「分割払い」ができるものがありますが、カードによっては12回や24回までしか対応していないところもあります。
その点、楽天カードやエポスカード、三井住友カードなどは最大36回まで分割可能なため、大きな出費の際にも月々の負担を小さくできます。
たとえば10万円の買い物を一括で払うと月の支出が圧迫されますが、36回分割なら月々約2,800円の支払いで済ませることができます(※手数料は別途発生します)。
分割回数が多いカードを選ぶことで、ライフスタイルに合わせた柔軟な支払いが可能になるんです。
よくある質問

Q1. 学生でもクレジットカードは作れますか?
A.はい、18歳以上であれば、学生でもクレジットカードを作ることができます。
クレジットカード会社にとって大学生は、今後長く使い続けてもらえる見込みがある顧客層。
そのため、学生向けのクレジットカードを用意している会社も多く、審査のハードルも低めに設定されていることが多いです。
Q2.クレジットカードを作ったことがなくても審査は通りますか?
A.はい、初めてでも問題ありません。
クレジットカードを持ったことがない人は、信用情報が真っ白な状態です。
これはマイナスではなく「信用情報に傷がない」とも解釈でき、カード会社にとってリスクが少ない人と見なされることもあります。
社会人1年目の人や、20代前半で初めてカードを申し込んだ人でも、安定した収入があれば問題なく通過しています。
Q3.入社して間もなくてもクレジットカードは作れますか?
A.はい、入社して間もない人でもクレジットカードを作ることは可能です。
入社直後でも継続的な収入があると判断されれば、審査に通る可能性は高くなります。
勤務歴が浅くても「今働いている事実」があれば、クレジットカードの申請は可能なので、安心して申し込んでください。
Q4.申請した限度額よりも低く設定されることってあるんですか?
A.はい、審査の結果により、申請した金額よりも低く設定されることはよくあります。
限度額は申込者の年収、職業、信用情報などから総合的に判断されるため、希望額すべてが通るとは限りません。
特に初めてカードを作る人や若年層の場合は、10〜20万円前後になることが多いでしょう。
そのため、急な出費も考慮して、カードを複数持っておくのがオススメです。
Q5.審査に落ちることはありますか?
A.落ちる可能性はあります。
ただ、他のカード会社では審査に通ったという事例もあるため、複数のカードに申請しておくのがおすすめです。
万が一落ちても、他で通過するチャンスが広がります。
クレジットカードの作り方まとめ

今回はクレジットカードの作り方や審査に通りやすくするポイントについて解説しました。
クレジットカードは18歳以上であれば、基本誰でも作ることができますが、審査に通りやすくするためには工夫が必要です。
・キャッシングサービスは付けない
・2枚以上申請しておく
最低限上記のポイントを押さえて、クレジットカードを作成していきましょう!
コメントを残す