こんなお悩みをお持ちではありませんか?
そこで今回の記事は、記事構成の作り方を3ステップで実践できる内容になっています!
- 記事の構成とは?なぜ重要?
- 記事構成はどうやって作ればいいのか
- 記事構成のテンプレート紹介
今回紹介する記事構成を実践することで、「一定の品質を担保した記事を作れる」ようになります。
つまり「読者の悩みを理解し、必要な情報を届けられる記事を作れる」ということです。
一見すると「当たり前では?」と思うかもしれませんが、Web上には低品質な記事が非常に多いんです。。
だから相対的に見て、一定レベルの記事を作るだけでも検索上位に表示される可能性があります!
なのでこの記事では、「誰でも実践できる記事構成の作り方3ステップ」を紹介するので、ぜひご覧ください!
ブログの記事構成とは?

ブログの記事構成とは、文章を書く前に「記事で伝えること」や「記事の流れ」を作っておく作業のことを言います。
記事全体の骨組みを考えることから、「記事構成」=「記事の設計図」と表現されます。
記事構成を作るべき理由
記事構成を作るべき理由は、「読者の悩みを理解」し、「読者にとって本当に必要な情報」の記事を書けるからです。
記事構成という土台を整えることで、そこにオリジナリティ(実体験ベースの情報・専門家視点の意見など)を加えれば、高品質な記事ができあがります。
しかし、多くの人はその土台を作らず「読者にとって本当に必要な情報」を理解しないまま、オリジナリティを乗せようとします。
そうすると、結果的に読まれない記事が出来上がってしまうわけです。
前提:記事を書く前に、検索キーワードを決める

検索キーワードとは、GoogleやYahoo! などの検索エンジンで、ユーザーが検索窓に入力するキーワードのことです。
記事構成を作る前に、必ず「どの検索キーワードを狙って記事を書くか」を決めておきましょう!
なぜなら、検索キーワードを選定した上で記事を書かないと、ユーザーの悩みを解決できる記事が書けないからです。
検索キーワードは「ユーザーのニーズそのもの」なので、必ずキーワードに沿った記事を書きましょう。

ステップ1:ユーザーの悩みを考え、整理する

検索キーワードを選んだら、ユーザーの悩みを洗い出して、整理していくステップです。
ユーザーは「自分の悩みを解決してくれる記事」を探しているので、ユーザーの悩みを解決できる記事を書ければ、自然と検索順位は上がっていきます。
ここからは、ユーザーの悩みを洗い出す方法4つをご紹介していきますね。
- ユーザーの「人物像」を考える
- Yahoo!知恵袋でニーズを分析する
- 競合記事から悩みを分析する
- ユーザーが記事を読んだ後のゴールを考える
ひとつずつ解説していきますね!
1.ユーザーの「人物像」を考える

まずユーザーの人物像(※こんな人いそう…的な妄想でOK)を設定します。
人物像はその人の属性を表す「デモグラ(デモグラフィック)」とその人の趣向や性格を表す「ペルソナ」の2つを考えておきましょう。
【参考】
- デモグラ(デモグラフィック)
年齢・性別・職業など、その人の属性のこと - ペルソナ
性格・趣味・趣向・考え方など、その人の人柄のこと
人物像を設定することで、ユーザーが抱えている悩み・背景・目的などを具体的にイメージできるようになります!
ペルソナでは、
「なぜこのキーワードで検索したのか、目的はなにか?」
「どんな情報を最も知りたいのか?」
など具体的にイメージしてみましょう!
2.Yahoo!知恵袋でニーズを分析する

次にYahoo!知恵袋を使って、キーワードを検索してみましょう!
理由は、ユーザーが直接質問している知恵袋なら「リアルな生の悩み」が見えるからです。
実際に「ブログ 構成」で検索すると、以下の質問が出てきました。
- 考えながら書いたらダメなの?
- 記事構成ってどうやって作ればいいの?
このようにYahoo!知恵袋を使うことで、ユーザーの生々しい悩みが理解できます。
3.競合記事からニーズを分析する

次は実際に検索キーワードを入力して、検索上位にいる記事の内容をチェックしてみましょう!
Googleは「ユーザーに役立つ記事・情報」を提供することを、最も重要な理念として掲げています。
つまり「Googleで検索上位に表示される」=「ユーザーの悩みを解決できている記事」である可能性が高いんです!(※絶対ではありません)
そのため検索上位にいる記事が
「どんなニーズを解決しようとしているか」
「どんな情報を提供しているか」
をチェックすると参考になります!

僕は普段、上位5位までの記事内容を確認して、「どんなユーザーのニーズを解決しようとしているのか?」を分析しています!
4.ユーザーが読んだ後のゴールを考える

「ユーザーが記事を読み終わった後に、どんな状態になったら最高なのか?」というゴールを考えましょう!
ゴールを設定することで、ユーザーに足りない情報や提供すべき情報をさらに洗い出すことができます。
「ブログ 構成」という検索キーワードの場合、以下のゴールを設定して足りない情報を洗い出していきました。
ブログを始めたばかりのユーザーが、構成作りを実践して質の高い記事を量産できる状態。
ステップ1で洗い出せたニーズ
ここまでのステップ1で洗い出した悩みを、顕在ニーズと潜在ニーズに分けてまとめると、次のようになります。
【顕在ニーズ】
- ブログ構成とはどんなもの?
- ブログの構成の作り方
- なぜ記事構成が重要なの?
- 記事構成のポイント、注意点は?
【潜在ニーズ】
- アクセスを集める記事を作りたい
- 効率よく記事を作りたい
- テンプレートがあれば知りたい
- 記事構成を作った後は何をすればいい?
【参考】
- 顕在ニーズ
ユーザーがキーワードを検索する際に、自身の解決したい悩み・叶えたい願望を自覚している状態。つまり、ユーザー自身が気づいている悩み。 - 潜在ニーズ
ユーザーがキーワードを検索する際には気づいてないが、最終的に解決したい悩み・叶えたい願望のこと。つまり、ユーザー自身が気づいてない悩み。
ユーザーの悩みを洗い出して整理できたら、つぎは記事構成の見出しを作る準備をしていきましょう!
ステップ2:記事構成の見出しを作る準備

ここからは、「見出しを作る準備=どんな内容の見出しを作って、どんな内容の文章を書くのかを決める準備」をしていきます!
ここがおろそかになると、ユーザーが求めていない記事になってしまうのでしっかり理解しながら読み進めてくださいね!
- それぞれのニーズの解決策を考える
- ユーザーが読みやすい流れを考える
1.それぞれのニーズの解決策を考える
まずは洗い出したユーザーのニーズに対して、「どんな情報を伝えたら悩みが解決するのか?」という解決策を考えましょう。
【顕在ニーズ】
- ブログ構成とはどんなもの?
- ブログの構成の作り方
- なぜ記事構成が重要なの?
- 記事構成のポイント、注意点は?
▼
【解決策】
- ブログ構成について基礎を解説
- 構成を作る手順を解説
- 記事構成が重要な理由を解説
- 構成作りのポイントを解説
【潜在ニーズ】
- アクセスを集める記事を作りたい
- 効率よく記事を作りたい
- テンプレートがあれば知りたい
- 記事構成を作った後は何をすればいい?
▼
- 理由の中で解説できる
- 理由の中で効率化できることを伝える
- よくあるパターンのテンプレを解説
- 文章の書き方を解説する記事を紹介する
「解決策」を見ると8個あるように見えますが、内容が重複したりしてるので、整理すると以下5つになります。
【解決策】
- ブログ構成について基礎を解説
- 構成を作る手順を解説
- 記事構成が重要な理由を解説
構成づくりのポイントを解説理由の中で解決できる理由の中で効率的にできることを伝える- よくあるパターンのテンプレを解説
- 文章の書き方を解説する記事を紹介する
この解決策が最終的に記事の見出しとなっていきます!
2.ユーザーが読みやすい流れを考える

次にユーザーが記事を読んだ際に、話が理解しやすい流れを考えましょう!
上記で洗い出した解決策5つを、
「記事構成とは→記事構成が重要な理由→作り方」
の流れでユーザーに伝えると話の流れがわかりやすいと考えました。
- ブログ構成について基礎を解説
- 構成が重要な理由を解説
- 記事構成を作る手順を解説
- 文章の書き方を解説する記事を紹介する
- よくあるパターンのテンプレを解説
自分の目の前にユーザーがいると想像し、「どういう流れで話したら、相手に話が伝わるかな?」と考えると作りやすいです。
基礎知識は最初に伝える!
基礎知識は必ず最初に伝えるようにしましょう。
というのも、基礎知識がないとその後の解説についていけずにユーザーが理解できないからです。
この記事の場合でも、まず「ブログ構成とは」という基礎知識を解説したうえで、本題に入っています。
ステップ3:記事の見出しを作る

いよいよ記事の骨組みである、見出しを作っていきます!
僕も初心者の頃は、記事の見出し作りで苦労することが多かったのですが、やり方を覚えれば迷うことも減らせます。
詳しく見ていきましょう!
- 流れを見出しに落としていく
- 見出しで伝えることを考える
ひとつずつ解説します!
1.流れを見出しに落としていく
まずは、洗い出した解決策を見出しに落としていきましょう!
ユーザーが読みやすい流れを考えるで洗い出した解決策(左)を、見出し(右)に置き換えていくと、次のようになります。

上記で置き換えた見出しを、「h2見出し、h3見出しに当てはめていきます。
そうすると次の画像のようになります!

だいぶ整理されましたが、とはいえ赤枠の「構成を作る手順9つ」の部分がちょっとわかりにくいですよね…
そのため、以下のように「手順9つ」を3ステップに分解して見出しを作りました!

2.見出しで伝えることを考える

最後にそれぞれの見出しで「何を伝えるか」を考えましょう。
伝えたいことが明確になっていないと、論点がぶれたり論理が破綻してしまいます。
また、伝えることをイメージすることで「ここかぶってんじゃん!」という気づきもできるので文章を書く前にイメージしておきましょうね!
伝えたいことは1見出しに1つだけ!
1つの見出しで伝えることは1つだけにしましょう。
なぜなら、1つの見出しで複数のことを伝えると文章が長くわかりにくいからです。
例えばポイントを3つ書きたい場合は、1つの見出しで「AとBとCです」ではなく、以下のようにH3を使って分けて置きましょう。

不自然な流れがないか最終チェック!

見出しと伝えたいことが書けたら、全体を通して不自然でないか最終チェックしましょう!
チェックするポイントとしては以下の通りです。
- 1つの見出しで伝えたいことは1つか
- 余分な情報が含まれていないか
- ゴールを達成できる情報が提供できているか
- 一貫した理論で解説できているか
- 見出しや流れはわかりやすいか
構成が出来上がったら、いよいよブログを書いてみよう

構成が出来上がればいよいよ記事を書く段階です!
ただし、どんなにいい構成ができても魅力的な文章が書けなければユーザーには伝わりません。
Webは紙文章とはことなる特徴を持っているので、ライティングの勉強もしておきましょうね!
ライティングについては以下で詳しく解説しているので、チェックしておきましょう!
パターン別 :記事構成3つのテンプレート

ここまで読んでいただいて「流れはわかったけど実際にできるか不安・・・」という方もいらっしゃると思います。
そこで、ブログ記事でよくあるパターン別にテンプレートを用意しましたので、構成づくりの参考にしてください!
- ノウハウ系記事
- お悩み解決系記事
- 解説系記事
ひとつずつ紹介していきます!
1.ノウハウ系記事
ノウハウ系記事のテンプレート
- 事前に必要な基礎知識
- ノウハウの手順
- ノウハウを実践する場合のコツ・ポイント・注意点など
- ノウハウを実践した後の次のステップ
ノウハウ系の記事は、まず基礎知識を解説します。
そのうえで手順やコツ・ポイント・注意点などの流れが書きやすいですね。
当記事の構成はノウハウ系の記事にあたるので、参考にしてくださいね!
2.お悩み解決系記事
- 悩みが起こる原因・理由
- 悩みを解決する解決策
- 解決策のコツ・注意点
- 悩みを解決した後の次のステップ(ある場合)
お悩み解決系はまず、「原因や理由を知りたい」というニーズが高いです。
そのあとに対策などを解説することですっきりとした流れが作れます!
下記、お悩み解決系記事の構成例です。
h2:肌荒れが起こる原因はビタミン!
h2:肌荒れの対策
h3:バランスの取れた食事
h3:良質な睡眠
h2:無理な食事制限はやめよう!
3.解説系記事
- 基礎知識
- ワードの詳しい解説
- ワードの活用法
- 知識を得た後の次のステップ(ある場合)
解説系はノウハウ系と同じくまず前提となる基礎知識を解説しましょう。
解説だけでなく、「どう活用するか」まで書けるとユーザーに役立つ記事にしやすいですよ!
下記、解説系記事の構成例です。
h2:アフィリエイトとは「広告型成果報酬」のこと
h2:アフィリエイトで収益が出るまでの流れ
h2:アフィリエイトを使った稼ぎ方
h2:アフィリエイトで稼ごう!
初心者でもできる記事構成つくり方のまとめ

この記事では、ユーザーに役立つ記事を作るための記事構成を作る手順を紹介しました。
以下にまとめたので、わからない部分は再確認してくださいね!
- ユーザーの悩みを考えて、整理しよう!
- 記事構成の見出しを作る準備
- 記事の見出しを作ろう!
記事構成は「ユーザーがどんな悩みを持っているか」を様々な視点から掘り下げることで、本当に必要な情報を届けられる記事を作れます。
たしかに最初は時間はかかりますが、慣れれば短時間で一定のクオリティーを保った記事を作れるようになりますよ。
逆に構成を作らないと、大幅な修正・低品質な記事作りに時間を割くことになるので、事前に作っておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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